作家氏名(ローマ字)：MIKA Nagasaka
思いがこもっているもの
《楽しい思い出(赤)と悲しい思い出(青)》
＜コンセプト＞
透明と不透明、正義と悪、光と影、過去と未来のように正反対のもの。
馬鹿と天才、愛と憎しみ、長所と短所のように正反対でありながら、紙一重の物。
赤と青から、楽しい思い出と悲しい思い出が、記憶の中に混在していて、それを忘れていく様。
忘れずに残り続ける記憶は、『思いのこもった贈り物によって何度も甦る』
赤い炎の龍と青い水の龍が、赤い楽しい思い出の果実、青い悲しい思い出の果実を食らうと忘却していく。奇跡のように僅かに生まれた種は、大切な人からの贈り物。
それを持っていれば、忘れずに居られるということ。
＜略歴＞
1989年 女子美術短期大学（絵画教室）卒業 ７人展
2021年 蔵と現代美術展（川越展）
