2022年招待作家 本郷 芳哉

蔵と現代美術展(小江戸 川越)
7回展:招待作家紹介
展示場所:札の辻ポケットパーク
本郷 芳哉 HONGO Yoshiya
彫刻家

 私は、「存在」、「関係性」、「時間」、「記憶」などをキーワードに、素材と向き合っていくことで得ることのできる体験的な感覚を通して、「人が生きるとは何か。」「存在することとは何か。」という問いと向き合い、彫刻を制作しています。「ゆら」では、一方からは熱を加え、金槌でたたくことで存在の痕跡を刻み込み、もう一方の面では鏡面に磨き込むことで逆にかたちの影を消し、形態としてではなくそこにある世界を映し込み、可視化します。物質として存在する彫刻は、二つの流れていく時間と私たちの在り様を現します。

本郷 芳哉ホームページ

略歴
  1982年 埼玉県に生まれる
  2007年 沖縄県立芸術大学美術工芸学部彫刻専攻卒業
  2007年「第81回国展」初出品、以後毎年出品[国画賞](国立新美術館/東京)
  2009年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
  2011年 日本美術家連盟新会員奨励展’11(美術家連盟画廊/東京都)
  2014年 都美セレクション新鋭美術家2014(東京都美術館/東京)
  2015年 本郷芳哉彫刻展「存在のカタチ それを創るモノ」(いりや画廊)
  2016年 「METRO ART PASSAGE  -For the Existence-」
       (Glass Box Metro Ginza)
       本郷芳哉彫刻展 ―The depth of boundary―(東京芸術センター)
       第19回岡本太郎現代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館/神奈川県)
  2017年 本郷芳哉彫刻展-境界に揺蕩うものについて-(いりや画廊/東京)
       「邊界 -BOUNDARY-」(YIRI ARTS Pier2 Space/高雄・台湾)
  2019年 本郷芳哉展 そこに在ること(ギャラリーせいほう/東京)
  2020年 「The Border」(いりや画廊/東京)

東京藝術大学など様々な大学・教育機関で非常勤講師を勤務。
現在は彫刻家に専念をしている。




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